佐藤勝人の「本当に強い店」づくり#2 ポイントは3つ 本当に効果を発揮する折込チラシの作り方
消費環境が大きく変化しているこの時代、生き残りをかけた店づくりの方針として、さかんに「強い店」というキーワードが繰り返されています。「強い店」とは何か、どう作るべきかをわかりやすく指南する連載「佐藤勝人の『本当に強い店』づくり」。第2回は、新聞購読数の落ち込みとともに効果が薄れているといわれている「折込チラシ」が、再び効果を発揮するためには何が必要なのかに迫ります。
折込チラシはまだまだ効果がある
さて、皆さん「チラシ」といえば何を想像しますか。ほとんどの方が、新聞の「折込チラシ」を思い浮かべるのではないでしょうか。日本新聞協会によると、ここ20年で新聞の発行部数は約1800万部減少しています。2000年には一家庭あたり1.13部が購読されていましたが、これが20年には0.61部まで落ち込みました。「チラシは効果がない」「チラシは時代遅れ」といわれる原因がここにあります。
しかし、今でも上手に使えば折込チラシは効果がある、といえば驚かれるでしょうか。さらに、これは次回詳細をお話しますが、チラシには新聞折込以外の用途もあります。今さら紙媒体なんて、と思われるかもしれませんが、チラシを上手に使いこなすことは「強い店」の条件なのです。
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