中国レノボ、1─3月期利益は512%増 在宅勤務増加が追い風

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世界最大手のパソコン(PC)メーカーである中国のレノボ・グループ(聯想集団)が27日発表した第4・四半期(1─3月期)決算は、利益が512%増の2億6000万ドルとなった。写真は2018年1月撮影(2021年 ロイター/THOMAS WHITE)

[香港 27日 ロイター] – 世界最大手のパソコン(PC)メーカーである中国のレノボ・グループ(聯想集団)が27日発表した第4・四半期(1─3月期)決算は、利益が512%増の2億6000万ドルとなった。リフィニティブがまとめたアナリスト7人の平均予想2億0470万ドルを上回った。在宅勤務やオンライン学習の増加が需要を支えた。

売上高は前年同期比48%増の156億3000万ドル。前年同期は105億8000万ドル、アナリスト予想は143億3000万ドルだった。

レノボは声明で、取締役会が昨年度の最終配当を1株当たり0.24香港ドルとすることを推奨したと発表した。前年実績は0.215ドルだった。

調査会社ガートナーによると、世界のパソコン出荷台数は2020年は低調だったものの、1─3月期には前年同期比約30%増加。同社が20年前にパソコン市場の追跡調査を開始して以来、最大の伸びを示した。

レノボがパソコン市場に占めるシェアは約25%。

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