米デル、8─10月は予想外の増収 在宅勤務が追い風

ロイター
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11月24日、米デル・テクノロジーズが発表した第3・四半期(8─10月)決算は予想外の増収となった。写真はデルのロゴ。ニューヨーク証券取引所で2019年1月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[24日 ロイター] – 米デル・テクノロジーズが発表した第3・四半期(8─10月)決算は予想外の増収となった。新型コロナウイルスの流行を受けた在宅勤務や在宅学習の増加で、デスクトップパソコンやノートパソコンの販売が拡大した。

調整後の1株利益は2.03ドルで、市場予想と一致した。時間外取引のデル株は不安定な値動きの中、小幅に上昇している。

同社によると、一般家庭や企業のノートパソコンの購入ペースは過去10年あまりで最高。クライアント・ソリューション部門の売上高は前年比8%増の122億9000万ドルだった。

データセンター部門は低迷が続いており、第3・四半期の売上高は4%減の80億2000万ドル。

ソフトウエア部門のVMウェアの売上高は8%増の28億9000万ドル。デルは債務削減のため、VMウェアの株式81%をスピンオフする計画。

第3・四半期の総売上高は3%増の234億8000万ドル。リフィニティブのIBESのデータによると、市場予想は4.4%減の218億5000万ドルだった。

純利益(同社帰属分)は8億3200万ドル。前年同期の4億9900万ドルを上回った。

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