セブン銀行、海外事業で特損146億円を計上

2018/09/12 12:00
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 セブン銀行は9月7日、2019年3月期第2四半期(18年7月から9月)で、146億円の特別損失を計上すると発表した。

 米国とインドネシアの子会社で収益が当初の計画を下回っており、ATMに関する資産を減損処理する。これに伴い、19年3月期の連結純利益の予想を従来の268億円(前期比5.9%増)から128億円(49.4%減)に引き下げる。

 米国では17年8月からセブン-イレブン店舗へのATM設置をスタートし、18年3月に約8000店舗への設置を完了したが、計画していたほど利用は伸びていないようだ。

 親会社のセブン&アイ・ホールディングスは、セブン銀行の特損計上による連結業績への影響は軽微としている。

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