デリシア、「くるみん認定」を取得 子育てサポート企業としての取り組みが評価


デリシア 2025年くるみん認定
(デリシア ニュースリリースより)

 長野県を拠点とする食品スーパーのデリシア(長野県)は10月23日、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受ける「くるみん認定」を、2025年9月30日付で取得したと発表した。

 「くるみん認定」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、子育て支援に積極的に取り組む企業を厚生労働省が認定する制度。企業が策定した一般事業主行動計画の目標を達成し、一定の基準を満たした場合に認定される。

 デリシアでは、2023年4月1日から2025年3月31日までを計画期間として、女性活躍や育児支援に関する具体的な目標を設定。管理職候補として係長職に就く女性の割合は目標10%に対し13.5%を達成した。

 また、計画期間内の育児休業取得率については、男性社員が目標80%に対し実績133%、女性社員が目標90%に対し実績164%となり、目標を大きく上回った(※育児休業取得率は「計画期間内に出産した社員数」に占める「計画期間内に育児休業を取得した社員数」の割合で算出するため、100%を超える場合がある)。

 さらに、2024年4月には小学校入学前までの子どもを持つ社員が利用できる短時間勤務制度も導入し、子育てと仕事の両立を支援している。

 同社は今後も「仕事と家庭の両立」「多様な働き方の実現」をテーマに、誰もが働きやすく働きがいを感じられる職場づくりを推進していくとしている。

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