ストア・オブ・ザ・イヤー2連覇! オーケー二宮涼太郎社長が描く今後の展望とは

聞き手:雪元 史章 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集長)
構成:上林 大輝 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者)

オーケー(神奈川県/二宮涼太郎社長)の関西1号店「オーケー高井田店」(大阪府東大阪市:以下、高井田店)が、「ストア・オブ・ザ・イヤー2025」店舗部門で1位に輝き、昨年1位の「オーケー銀座店」(東京都中央区:以下、銀座店)に続く2連覇を果たした。業界内での存在感がより大きくなるなか、二宮社長に受賞にあたっての感想と今後の展望を聞いた。

オーケーの
ストア・オブ・ザ・イヤー1位の盾を受け取るオーケーの二宮涼太郎社長(左)

関西1号店に一定の達成感

──ストア・オブ・ザ・イヤー初の2連覇となりました。

二宮 前回受賞した銀座店、そして今回受賞した高井田店のオープンはそれぞれ、地域のお客さまにどこまで支持をいただけるか手探りの状況での出店だった。とくに今回の高井田店では、関西への自力出店を決めてから、現地での仕入れや物流を組み立てるにあたって、それ相応の時間をかけてきた。その結果、高井田店は地元のお客さまから支持をいただけている。これから関西への本格進出を進めていくにあたって、最初の拠点ができたという一定の達成感を感じている。

──高井田店の立ち上げにかかわった社員の方々や、同店の従業員の方々へのメッセージは。

二宮 関東から関西へ異動してくれた社員、関西の地場の社員、それぞれの力があってできた店舗。オーケーの新拠点であると同時に、関西進出における先兵といえる。今後も重要な店舗であることに変わりはないので、気概を持って店舗運営をしていってもらいたい。

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聞き手

雪元 史章 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集長

1987年石川県生まれ・東京都育ち。上智大学外国語学部(スペイン語専攻)卒業後、運輸・交通系の出版社を経て2015年ダイヤモンド・フリードマン社(現 ダイヤモンド・リテイルメディア)入社。編集記者、副編集長を経て25年4月より雑誌ダイヤモンド・チェーンストアおよびダイヤモンド・チェーンストアオンライン編集長。

これまで、企業特集(トライアルカンパニー、大創産業、クスリのアオキ、万代など)、エリア調査・ストアコンパリゾン、ドラッグストアの食品戦略、海外小売市場などを主に担当。好きな食べ物はケバブとスペイン料理。趣味は無計画な旅行とサウナ。最近は年齢相応(?)にランニングにハマり、フルマラソンも完走。

構成

上林 大輝 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者

2000年生まれ。埼玉県出身。法政大学文学部英文学科卒業後、地方新聞社の営業職を経て株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。

流通小売の専門誌「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部で執筆・編集を行う。

趣味はお笑い鑑賞、音楽鑑賞。一番好きなアーティストは椎名林檎。

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