マックスバリュ東海、本決算は増収増益で好調を維持

マックスバリュ東海(静岡県)が4月11日に発表した2025年2月期決算(連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、営業収益が前期比2.9%増の3,774億1,800万円、営業利益が4.3%増の140億6,100万円、経常利益が4.2%増の140億8,400万円、純利益が12.9%増の93億8,700万円となり、前期に続き増収増益の堅調な決算となった。
連結財政状態は、総資産が21億7,500万円増の1,354億2,000万円、純資産が78億5,200万円増の884億4,800万円、自己資本比率については前期末を4.8ポイント上回る65.3%となった。
国内事業では、5店舗を新規に開設し、既存店舗の競争力を高めるため16店舗で改装を実施。期末の店舗数は計244店舗に拡大した。通期における全店売上高は3.2%増と堅調に推移し、既存店売上高は2.0%増を達成。
売上高は前期より105億8,800万円増加して3,695億7,600万円となった。利益については、効率化投資と経費圧縮効果により、営業利益は5億7,900万円増、経常利益は5億6,800万円増となり、過去最高を更新した。
営業収益が106億7,600万円増加したことに伴い、営業総利益は23億3,400万円増加。売上総利益については22億4,500万円増加して1,000億円超の1,009億4,600万円を達成。売上総利益率は若干低下したものの27.3%とした。
一方、効率化投資などで人時効率が向上し、人件費の伸びを吸収。また、冷凍ケース入れ替えや再生可能エネルギー活用などで電気使用量を抑制し、販管費を17億5,500万円増にとどめ、営業利益は5億7,900万円増加した。
2026年2月期の連結業績については、営業収益で4.1%増の3,930億円、営業利益で1.7%増の143億円、経常利益で0.8%増の142億円を計画した。






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