週刊スーパーマーケットニュース マルエツ、「らくらくクマさん宅配便」対象店舗拡大へ
マルエツは、年末のまとめ買いをサポートする「らくらくクマさん宅配便」を、12月から「葛西店」(東京都江戸川区)でも開始した。これにより、サービス実施店舗は220店舗に拡大。このサービスは、買物後の荷物を持ち帰る負担や、他の用事を済ませたいときの不便を解消するために提供されている。マイカー利用に比べ、時間の節約や安全面での安心感が特長だ。利用条件は、3000円(税抜)以上の購入で、折りたたみコンテナ5個分までを対象とし、3時間以内に自宅へ配達。配達料金は1件につき200円(税抜)だが、妊産婦や3歳以下の子ども同伴者、70歳以上、障がい者などには「生活応援パスポート」を利用することで100円(税抜)でサービスが受けられる。サービス提供期間は12月31日までで、年始は1月4日から再開される。(12月13日~19日までのニュースをまとめました。)
イオン北海道
旧西友店舗のリニューアルを完了
10月1日、札幌市内の優良立地に展開する西友9店舗を承継。10月26日の「マックスバリュ宮の沢店」を皮切りに、順次、イオン北海道のフォーマットへのリニューアルを進め、12月14日の「イオン札幌手稲駅前ショッピングセンター」を最後に、すべてのリニューアルを完了した。
JMホールディングス
<第1四半期決算>2ケタ減益も本決算は増収増益を予想
25年7月期第1四半期決算(24年8月1日~10月31日)は、売上高が前年同期比6.4%増の440億6600万円、営業利益が同10.4%減の18億4700万円、経常利益は11.8%減の18億8400万円となり、当期は増収・2ケタ減益のスタートとなった。
第1四半期連結累計期間は、スーパーマーケット事業、外食事業の既存店売上高が順調に推移したほか、10月に「肉のハナマサPLUS」2店舗を大阪市に新規出店。連結売上高は前年同期比で26億6400万円の増収となった。一方、大阪エリアへの新規出店などで一過性の費用が発生し、米を中心とした食品の相場高も影響したことから、売上総利益率は0.6ポイント減少(27.9%)。営業減益につながった。
ジャパンミートが運営する大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」「パワーマート」「食肉卸売センターMEAT Meet」、花正が運営する都市型ホールセール「肉のハナマサ」、スーパーみらべるが運営する地域密着型食品スーパー「スーパーみらべる」など、計106店舗を展開するスーパーマーケット事業は、売上高が6.5%増の429億7500万円となったが、セグメント利益(営業利益)は同11.2%減(2億1700万円減)の17億2800万円にとどまった。
25年7月期の連結業績については、売上高で同4.4%増の1800億円、営業利益で同8.2%増の99億円、経常利益で同7.3%増の100億円を予想し、本決算で増収増益を見込んだ。