三菱地所、飲食店向け食材を共同調達=丸の内で試験運用、コスト削減へ

時事通信社
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三菱地所の丸の内エリアの飲食店向け共同調達プラットフォーム「MEC PANTRY」スキーム
(三菱地所 ニュースリリースより)

 三菱地所は6日、東京・丸の内エリアで自社が運営・管理するビルに入居する飲食店向けに、食材などを共同調達する取り組みの試験運用を開始したと発表した。第1弾として、各地の農家からコメを直接仕入れ、システム上の受注ごとに精米して配送するサービスを提供する。 

 同社によると、大手デベロッパーが自ら精米事業を展開するのは初めて。社内の新事業提案制度で生まれた企画で、飲食店のコスト削減や業務効率化につなげる。今後、コメ以外の食材などの調達に対象を広げて、来年度の本格運用を目指す。

 三菱HCキャピタルと協力し、国際ビル(千代田区)内の一角に精米に必要な機器などをそろえ、前日正午までの注文で翌日配送にも対応するという。

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