コーナン商事 第3四半期は営業収益・利益とも堅調に推移

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コーナン
コーナン商事は、ドイトのホームセンター事業とリフォーム事業を、2020年2月に承継すると発表した。

 1月11日にコーナン商事(大阪府)が発表した2024年2月期第3四半期決算(2023年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比7.6%増の3,560億円、営業利益は13.7%増の203億円となり、堅調な伸びをみせた。

 第3四半期連結累計期間は、グループ全体で22店舗の出店と3店舗の閉店を実施。昨年6月にはホームインプルーブメント(HI)ひろせの株式を取得して子会社化。32店舗増やしてグループの店舗数は587店舗となった。

 売上高については、HIひろせの新規連結とPRO商材、日用消耗品などの売れ行きが好調で増収(7.8%増/HIひろせ除く4.1%増)となり、営業利益は、売上増に伴う売上総利益の増加(7.2%増/HIひろせ除く4.4%増)と、既存店における販管費の抑制が功を奏して増益をもたらした。

 業態別では、ホームセンター業態は、日用品、ペット用品、園芸用品などが好調に推移し、売上高が5.7%増の2,372億円。PRO業態は、顧客ニーズを捉えて堅調さを維持して8.5%増の973億円を売上げ、価格や原価の見直しで粗利益率も向上した。

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