実践!流通英会話23 ”お客の真のニーズを満たすために…”を英語で言ってみましょう
海外店舗を視察に行っても質問ができない。視察先の担当者とあいさつができずにモジモジしてしまう。そんなアナタに“流通英語”の基本を教えます!第23回は、ウォルマートが出店してきた際に、顧客ニーズに対応するために行った2つのことが明らかになります。今回のスキットを覚えると、だいぶ幅広い表現が可能になりますよ。(これまでの全スキットはこちら)
今回のシーンと登場人物
やまだスーパーマーケットの山田信彦社長は、ディスカウンターとの競合対策を学ぶために、コーディネーターの大森剛と共に、ダンデライオン・マーケットを訪問した。2人は、レイノルズ取締役と共に旗艦店に到着。ストーン店長の案内で、売場を視察する。途中、コーヒーに誘われ、今までの試行錯誤の過程を聴いている最中である。
登場人物
山田信彦 : やまだスーパーマーケット社長
トム・レイノルズ : ダンデライオン・マーケット取締役マーケティング部長
大森剛 : コーディネーター
ケン・ストーン: ダンデライオン・マーケット旗艦店店長
難易度(各英語センテンスに表記されています)
初級 : あいさつなど基本的な言い回し
中級 : よく使うので覚えておきたい言い回し
上級 : さらに突っ込んだ会話ができる言い回し
今週の英会話
ストーン:In order to meet the actual needs of the customers, we mainly did two things. (中級)
お客さまの本当のニーズを満たすために、主に2つのことを実行しました。
山田:What were they?
それは何ですか。
レイノルズ:Firstly, we adjusted what to sell and how to sell them. Secondly, we created a casual image for the entire floor.
まず、何をどのように販売するかを調整しました。次に、売場全体に気軽なイメージ をつくり上げました。
山田:Could you explain those changes in detail?(中級)
それらの修正について詳しく説明していただけますか。
レイノルズ:Of course. By the renovation, our merchandising, presentation, and store image became more upscale.
もちろんです。改装によって、当店のマーチャンダイジング、商品の陳列方法、 そして店のイメージもアップスケール化しました。
ストーン:This was not to the same degree as a gourmet supermarket, but still it seemed to be too much for our customers.
グルメ・スーパーマーケットほどではないですが、それでも当店のお客さまにとって はアップスケール過ぎたようです。