カインズ、「くみまち学校」を4月から埼玉県のカインズ 3 店舗で本格開講

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昨年6月にカインズ朝霞店で行われた「くみまち学校」
昨年 6 月に朝霞店で行われた「くみまち学校」(画像はプレスリリースより)

 カインズは、2023年4月から埼玉県のカインズ3店舗(朝霞店、浦和美園店、新座店)で、社会課題を授業化した「くみまち学校」を、年間を通じて定期開講すると発表した。

 対象は小学校4年生から6年生。授業は「環境」や「防災」「多様性」など 15 の領域に分けて、初年度の23 年度は76回の講義を実施する。それぞれの授業は16 のパートナー企業や自治体等と共創しながら行う。初年度のカリキュラムは「プラごみとリサイクル」「地球温暖化と感染症」など。23年度は年間で延べ1500人以上の子どもたちが受講する予定で、24年度は実施店舗を埼玉県全域へ、25年度以降には全国の店舗へと拡大する予定だ。

 「くみまち学校」は、カインズが 2021年10月に発表した「くみまち構想」の取り組みの一つ。「くみまち構想」は、「まちのくらしをみんなで DIY。」をコンセプトに、店舗や働くメンバー(従業員)がハブとなり、それぞれの地域に暮らす“一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)”の実現を目指すという考え方。具体策の第1弾として、2050 年までのカーボンゼロ実現にむけた目標を策定している。

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