ダイエー、レジなしの「ウォークスルー決済」、昭和女子大で実証実験
ダイエーは7月22日から、昭和女子大学のキャンパス内でレジを通らなくてもキャッシュレス決済できる「ウォークスルー決済」の実証実験を始める。
菓子類約50品目を扱う約2坪(6.6平方メートル)ほどの臨時売場を設置して、7月31日まで実証実験を行う(土・日曜日を除く)。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンにQRコードを表示し、読み取り機にかざして入店すると、売場内に設置されたセンサーが人の動きを把握する。陳列棚の重量センサーで来店客が商品を手に取ったことを認識し、客が売場を出ると自動的にクレジットカードで決済される。客はレジで精算したり、商品バーコードを自分で読み取ったりする必要がない。
ウォークスルー決済はクラスメソッド(東京都千代田区)が開発、今回の臨時売場へのシステム実装も支援した。
10月中旬からは実証実験の第2弾を行うことも検討する。