DCM、3月~11月はエクスプライス効果で増収
DCMの2022年3月~11月の第3四半期の業績は、売上高が前期比7.4%増の3517億円、営業利益は同3.3%減の251億円の増収減益となった。
既存店売上高は前期比で3.2%減だったが、22年3月に子会社化した家電ECのエクスプライス社を子会社化したことが増収に繋がった。なお、プロショップのホダカの既存店売上高は、5.6%増と好調に推移した。ホダカの売上高は9.8%増の161億円だった。
利益に関しては、同社を買収したことによる経費増や水道光熱費の高騰により、販管費が前期より6%増加したことが圧迫した。粗利益に相当する売上総利益率は、全体では33.5%と前期比から1.1ポイント(pt)ダウンした。これもエクスプライス社の影響が大きく、同社を除いた売上総利益率は35.3%と前期から0.7pt改善している。
23年2月期通期は、売上高に相当する営業収益は4951億円(前期比11.3%増)、営業利益310億円(同1.1%増)、経常利益 307億円(同1.3%増)、当期純利益190億円(同1.0%増)の期首始めの予想を据え置いている。