【丸栄】18年6月末で百貨店の営業を終了、名古屋の老舗

2017/12/20 16:30
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 名古屋の老舗百貨店、丸栄は12月18日、百貨店店舗の営業を2018年6月30日で終了すると発表した。前身の十一屋呉服店は1615年に創業、1923年に三星と合併して丸栄が誕生した。

 

 名古屋の中心繁華街・栄で売場面積約3万3000平方メートルの店舗を営業してきたが、近年は業績が低迷、2017年2月期の売上高は186億円、営業損益は4億円の赤字だった。17年4月から親会社の興和(名古屋市)が株式公開買い付けで出資比率を引き上げ、7月には上場廃止となっていた。

 

 友の会の新規・継続会員の募集は12月18日をもって終了した。店舗営業終了後の積立金および買い物券の取り扱いは詳細が決定次第、公表するとしている。

 

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