【消費者物価】3月は0.2%上昇、16年度は4年ぶりのマイナス

2017/05/02 10:00
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 総務省が発表した3月の全国消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が99.8と前年同月比で0.2%上昇した。上昇は3ヵ月連続。費目別では、ガソリン価格の上昇で「交通・通信」が0.2%上昇したほか、生鮮を除く食料も0.7%上がった。

 

 あわせて発表した2016年度(16年4月?17年3月)の全国消費者物価指数は、生鮮を除く総合が99.7と前年度比で0.2%下落した。マイナスは12年度以来、4年ぶり。原油安の影響で、電気代が7.0%下落、ガス代も8.9%下がった。携帯電話の通信料が2.9%、携帯電話機が6.4%、それぞれ下落したことも響いた。生鮮およびエネルギーを除く総合は、0.3%の上昇だった。

 

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