【食品スーパー】16年の売上高は10兆5462億円、既存店は0.8%増収

2017/01/24 00:00
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 日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の2016年の売上高(速報値)は前年比3.0%増の10兆5462億円だった。

 

 既存店ベースでは0.8%のプラス。相場高が続いた青果が2.1%増となったほか、全体の26%を占める一般食品が1.3%増と堅調で、日配(1.9%増)や総菜(1.6%増)も伸びた。水産(1.0%減)と非食品(0.9%減)は前年割れだった。

 

 エリア別の既存店売上高は、中部地方が横ばいだったが、他の5エリアはすべてプラス。一方、経営規模別に見ると、保有店舗数1?3店の企業(47社)が1.3%のマイナスだったのに対して、51店舗以上の企業(41社)は1.3%増となっており、経営規模の大きい食品スーパーのほうが堅調な傾向にあった。

 

 同時に発表した16年12月の売上高は約1兆296億円で、全店ベースでは2.6%増だった。既存店は0.6%の増収で、3ヵ月連続のプラスとなった。

 

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