【文教堂】日販が筆頭株主に、大日本印刷が持株売却

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 書店チェーンの文教堂ホールディングス(HD、川崎市)の筆頭株主が大日本印刷から取次販売大手の日本出版販売(日販)に代わる。大日本印刷と子会社の丸善ジュンク堂書店は10月31日付けで文教堂HD株式の28.12%を日販に譲渡、大日本印刷の持株比率は23.73%に下がる。この結果、文教堂HDは大日本印刷の連結から外れ、持分法適用会社となる。

 筆頭株主となる日販は文教堂HDと業務提携を結ぶ。文教堂HDは約200店舗を展開しているが、2015年8月期の営業損益は約4億円の赤字となるなど業績は低迷している。日販との提携で、新たなビジネスモデルの構築を目指す。

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