【米７イレブン】 ドローンでの宅配実験、米国で初成功
米コンビニエンスストア最大手の７-イレブン（テキサス州）は７月22日、ベンチャー企業のフラーティ社（Flirtey、ネバダ州）と共同でドローン（小型無人機）を使った宅配の実験に成功したと発表した。FAA（米連邦航空局）の認可のもとに行われた米国で初めてのドローン宅配の実験だった。
ネバダ州レノで行われた実験では、専用の配送箱にサンドイッチやドーナツなどの食品や飲料を載せたドローンが店舗を出発、自動操縦で顧客宅に着くと低空でホバリングし、配送箱をロープで吊り下ろした。店舗から顧客宅までの配送時間は数分だったという。
両社は今後もドローン宅配の実験を続けていく予定で、「将来的には店頭で販売しているすべての商品を顧客に配送できるようにしたい」と７-イレブンの商品担当責任者は語っている。