【しまむら】 3~8月期は増収減益、粗利益率悪化と販管費増で
カジュアル衣料専門店のしまむらが発表した2015年3~8月期の連結業績は、売上高が前年同期比4.8%増の2656億円、営業利益が6.6%減の179億円だった。
主力のしまむら事業で既存店売上高が2.6%増となり、全体としても増収を確保したが、値引き販売の増加などにより粗利益率が0.7ポイント低下、販管費が5.6%増と売上高の伸びを上回ったこともあり、減益となった。若者向けファッション商品を扱うアベイル事業が0.7%の減収となったことも響いた。
期初の予想を売上高は約4億円、営業利益は約37億円下回ったが、16年2月期通期の予想は据え置いた。売上高が6.3%増の5440億円、営業利益は24.9%増の460億円を見込む。