コーナン商事、3~5月は実質減収減益
コーナン商事の2022年3~5月(第1四半期)の業績は、売上高に相当する営業収益は1114億円、営業利益78億円だった。同社は2023年2⽉期より「収益認識に関する会計基準」等を適⽤しているが、前年同期に当該会計基準等を適⽤したと仮定して算出した増減率は、売上高が0.6%減、営業利益は14.9%減の減収減益となった。
PRO向け商材、リフォーム関連は引き続き堅調に推移し、園芸、ペット、サイクル・レジャーなど外回り関連も好調だったが、前期のコロナ禍におけるインテリア⽤品、収納⽤品、⽂具・事務⽤品などの売上減が影響した。
期中に、ホームセンターコーナン3店舗、コーナンプロ2店舗、CAMP DEPOT1店舗、ビーバープロ1店舗を出店し、店舗数は509店舗(ホームセンターコーナン311店舗、コーナンプロ104店舗、CAMP DEPOT7店舗、ホームセンタービーバートザン6店舗、ビーバープロ5店舗、KOHNAN VIETNAM8店舗、建デポ直営店66店舗・FC店2店舗)となった。
2023年2月期通期は、営業収益4477億円(3.9%増)、営業利益260億円(0.6%増)、経常利益244億円(0.6%増)、親会社に帰属する当期利益158億円(1.0%増)を見込んでいる。