【SC売上高】 6月の既存店は1.5%減、3ヵ月ぶりのマイナス

2015/07/30 00:00
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 日本ショッピングセンター協会が発表した全国のショッピングセンター(SC)の6月の売上高(推計)は、既存店ベースで前年同月比1.5%減と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 

 前年に比べて休日が1日少なかったほか、西日本を中心に雨の日が多く客足が鈍った。夏のセールの時期を7月に遅らせたSCが多かったことも響いた。

 

 政令指定都市では、札幌市(2.4%増)、東京区部(2.3%増)、横浜市(0.1%増)、福岡市(2.8%増)がプラスとなる一方、それ以外の9都市はマイナスだった。政令指定都市を除く地域では、新幹線開通効果があった北陸(0.9%増)が唯一のプラスだった。

 

 訪日外国人向けの免税売上げはSC内の免税店の増加に伴って大幅に伸びており、4~6月では前年同期比で1.5~2倍に拡大していると推定され、1人当たりの客単価が2万円を超えるSCもみられるという。

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