【アスクル】　ヤフーの連結対象に、自社株買いで出資比率上がる

Tweet

Pocket

 オフィス用品通販大手のアスクルは５月19日、同社が実施する自社株買いで資本業務提携するヤフーの出資比率が上がり、国際会計基準（IFRS）上、ヤフーの連結子会社になると発表した。

 アスクルは５月21日から９月30日にかけて発行済み株式の6.2％に当たる340万株を上限に自社株買いを実施する。取得にかかる費用は最大で140億円。これによってヤフーの議決権割合は41.9％から約44.6％に上昇する。

 アスクルではヤフーの連結対象となった後も、「上場会社としての事業運営の独立性維持を前提」として、ヤフーとの資本業務提携を維持する。

 アスクルとヤフーは2012年４月に資本業務提携し、個人向けのインターネット通販「LOHACO（ロハコ）」を共同で展開している。