【しまむら】 グループで2000店舗達成へ、16年2月期

2015/04/01 00:00
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 カジュアル衣料専門店大手のしまむらが2016年2月期中にグループで2000店舗を達成するのが確実となった。

 同社の15年2月期末の店舗数は、主力のしまむら事業が1321店舗、若者向けファッションカジュアルのアベイル事業が289店舗、ベビー・子供服のバースデイ事業が174店舗などとなっており、台湾(37店舗)と中国(8店舗)を含めて1931店舗となった。

 今期は、しまむら事業では前期と同様に都市部を中心に25店舗を新設、バースデイ事業でも30店舗の積極出店を計画するなどグループ全体で90店舗の出店を見込んでおり、期末店舗数は2009店舗となる予定だ。

 しまむら事業では、品質重視の「クロッシー」、価格重視の「フロイデ」の2つのプライベートブランドの拡販で業績向上を図りつつ、次のステージとなる3000店舗体制に向けた作業効率の改善に取り組んでいく。

 しまむらの15年2月期の連結業績は夏場の天候不順や消費増税の影響などから売上高が2.0%増の5118億円、営業利益が12.0%減の368億円と増収減益だったが、16年2月期は売上高が6.3%増の5440億円、営業利益が24.9%増の460億円と3期ぶりの営業増益を見込む。

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