【全国スーパー】 7月の既存店売上高は2.1%減、4ヵ月連続のマイナス
日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟60社)の7月の売上高は、既存店ベースで前年同月比2.1%減だった。前年実績割れは4ヵ月連続。
衣料品、住関品は梅雨明けの遅れや天候不順の影響を受けて夏物商品の動きが鈍かった。食料品では相場安の影響もあって農産品(2.3%減)が不調に終わった。
商品部門別の売上高は主力の食料品が0.5%減、衣料品が8.6%減、住関品は2.7%減だった。食料品では畜産品(6.2%増)と水産品(0.2%増)、総菜(1.8%増)がプラスとなる一方、消費税率引き上げ前の買いだめの影響が残る調味料、米などを含むその他食品が2.0%減と苦戦した。