イズミ、販管費抑制で営業利益は13.7%増、3~11月期
イズミ(広島市)が発表した2012年3~11月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比4.4%増の3879億円、営業利益が13.7%増の191億円だった。純利益は自己株式消却に伴う有価証券売却益が発生したことなどから45.9%増の110億円となった。
営業収益の伸びは前年度に開業した「ゆめタウン徳島」(徳島県藍住町)の通年寄与に加えて、小商圏型のモデル店舗として昨年6月にオープンした「ゆめマート小倉東店」(北九州市)の新設効果によるもの。一方で、販売管理費を前年並みに抑えたことで営業利益が2ケタ増となった。
既存店売上高は3~8月は0.4%減と前年実績を下回ったが、9~11月にかけては衣料品の販売が伸びたことなどもあって1.0%増と前年比プラスとなった。
13年2月期通期の業績は営業収益が3.4%増の5336億円、営業利益が15.9%増の281億円を見込む。