フジが大型SCの「フジグラン広島」建て替えで新設、今秋
準大手スーパーのフジ(松山市)は今年秋、広島市に大型ショッピングセンター(SC)の「フジグラン広島」を建て替えによって新規開業する。店舗面積は2万5000平方メートル。同店は建て替えに向けて2009年9月から売り場を縮小、10年5月からは仮店舗で営業している。総投資額は70億円で、初年度の年商目標は150億円。同社によっては最大規模の店舗となる。
同社はこのほか、3月に愛媛県内で近隣型SCの「パルティ・フジ」を2店舗開設、7月には同じく愛媛県内で「パルティ・フジ南宇和」(愛南町)を建て替えによって新設する。
同社の2012年2月期連結業績は、営業収益が前期比2.1%増の3103億円、営業利益が3.9%増の34億円を見込む。