コンビニ売上高、ローソン、ミニストップなど7月の既存店プラスに
ローソン、ミニストップなどの7月の既存店売上高はほぼ1年ぶりに前年同月比でプラスに転じた。コンビニエンスストア業界では2008年6月のタスポ(たばこ自販機の成人識別カード)の本格導入により売上が伸びていた反動減で、各社とも昨年6月頃から既存店売上高のマイナスが続いていたが、その効果が一巡したことと猛暑によるアイスクリームや飲料などの売上アップが重なり、既存店売上が上昇した。
7月の既存店売上高はローソンが0.4%増、ファミリーマートは前年並み、ミニストップは0.9%増だった。既存店成長率がマイナスを脱したのはローソン、ファミリーマート共に昨年5月以来14ヵ月ぶり。
業界4位のサークルKサンクスは2.5%減とマイナスが続いた。