NFTアートを著者が出品してわかった!「NFT」「メタバース」は消費行動を変えるか?

坂口 孝則(未来調達研究所)
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仮想空間でアバターを使って楽しむゲームプラットフォーム「Roblox」(提供:Roblox)
仮想空間でアバターを使って楽しむゲームプラットフォーム「Roblox」(提供:Roblox)

「NFTアート」を体験してみて……

 巷間で、NFT(非代替性トークン)が話題になっている。NFTとは、画像・動画・音声などのデジタルファイルについて、ブロックチェーンを介して所有権を証明できる仕組みを指す。「本物」の証明ができることから、アートや音楽との親和性が高く、“NFT化”したそれらの作品は「NFTアート」とも呼ばれ、耳目を集めている。

 そこで筆者は9カ月ほど前、試しに自ら執筆した原稿をQRコードに変換し、冗談のつもりで「QRコードアート」として販売してみた。すると、なんと二人も落札者が出たのだ。「物好きもいるものだな……」と思わず驚嘆した出来事であった。

 こうした新たな技術や仕組みは、まずは使ってみるに限る。利便性を享受できることもあれば、メディアで指摘されていない問題点がわかることもある。私自身、NFTアートの一種を販売してみて、

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