DCMHD 3~11月、前期の影響で減収減益も値入率は改善

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全6部門の内、園芸部門を除く5部門が前期の反動を受けて減収となった

 DCMホールディングスの2022年2月期第3四半期決算は、営業収益3421億円(前年同期比6.1%減)、営業利益259億円(8.0%減)だった。

 全6部門の内、園芸部門を除く5部門が前期の反動を受けて減収となった。園芸部門は、前期からのガーデニングの需要が継続し、植物や用土、プランターなどが好調に推移した。また、東日本を中心に早い時期からの積雪の備えとして除雪機や除雪用品などが好調だった。しかし増収とは言え、園芸部門の売上高は0.1%増の559億円と微増にとどまっている。

 一方、DCMブランド商品の売上高構成比が24.2%と前期から1.4ポイント(pt)アップして、値入率は34.3%(ケーヨーへの商品供給除く)と前期から0.3pt改善している。またプロユースに特化した「ホダカ」業態の売上高は既存店ベースで6.1%増、全店ベースでは16.3%増と好調に推移している。

 22年2月期通期は期首初めの予想を据え置き、営業収益4579億円(2.8%減)、営業利益315億円(4.1%増)、経常利益307億円(3.9%増)、親会社に帰属する当期利益190億円(2.2%増)を見込んでいる。

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