11月の世界食料価格、10年ぶり高水準更新=FAO

2021/12/03 13:00
ロイター(ロイター・ジャパン)
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南アフリカ・ケープタウン近郊の大麦畑
12月2日、 国連食糧農業機関(FAO)が発表した11月の世界食料価格指数は4カ月連続で上昇し、10年ぶり高水準を更新した。南アフリカ・ケープタウン近郊の大麦畑で10月撮影(2021年 ロイター/Mike Hutchings)

[ローマ 2日 ロイター] – 国連食糧農業機関(FAO)が2日に発表した11月の世界食料価格指数は4カ月連続で上昇し、10年ぶり高水準を更新した。小麦や乳製品に対する強い需要が背景。

指数は平均134.4ポイント。10月は133.2ポイントから132.8ポイントに改定された。

11月の指数は2011年6月以来の高水準。前年同月比では27.3%上昇した。

収穫不足や強い需要を背景に、農産物価格が過去1年で大幅に上昇した。

穀物価格指数は前月比3.1%上昇、前年比では23.2%上昇した。小麦価格は11年5月以来の高水準。

乳製品の指数は前月比3.4%上昇と月間では最大の上昇だった。

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