レジなしシステムの米スタンダード社、ソフトバンク系などから158億円調達

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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米国のマートで商品を手に取る人
今後5年で5万店舗以上にレジなしシステムを導入することを目指す

 レジなしシステムを提供する米スタートアップのスタンダードコグニションは2月17日、ソフトバンクグループの「ビジョンファンド2」などから1億5000万ドル(約158億円)を調達したと発表した。

 スタンダード社は、天井に設置したAIカメラで客や商品を識別し、レジに並ばずに会計を済ませられるシステムを提供している。これまで、コンビニエンスストア「サークルK」などを運営するカナダのアリメンテーション・クシュタールや、給食サービス大手の英コンパス・グループなどが導入した実績がある。

 同社によれば既存店舗にも簡単に導入できることから、今後5年で5万店舗以上に導入することを目指す。

 今回の資金調達は3回目となる「シリーズC」で、ビジョンファンド2のほか、スウェーデンのEQTベンチャーズ、韓国SKテレコム系のSKネットワークスなどが投資した。

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