調剤薬局のオンライン対応支援システムを約1800店舗が申し込み、メドレーが開発
ヘルスケア関連のインターネットサービスを手がけるメドレー(東京都港区)が9月3日に提供を開始すると発表した調剤薬局窓口支援システム「Pharms(ファームス)」について、約1800店舗の調剤薬局から事前申し込みがあった。
ファームスは、オンラインでの診療と服薬指導、処方箋のオンライン受け付け、キャッシュレス決済などの機能を利用できるシステム。調剤薬局大手のクオール(同)やクラフト(東京都千代田区)、中堅のたんぽぽ薬局(岐阜市)が全店で導入することを決定した他、アインホールディングスや日本調剤なども一部店舗で導入する予定だ。
患者はスマートフォンアプリ「CLINICSアプリ」で、オンライン服薬指導を希望する薬局を検索・予約したり、決済したりすることができる。薬局は診療所や病院がファームスにアップロードした処方箋情報を確認し、服薬指導の準備を行う。患者が希望すれば、宅配で薬を受け取ることもできる。