青森県6年ぶりの新規出店! 「イオンスタイル八戸沼館」が総菜で打ち出す「選ぶ楽しさ」とは
地元食材生かした商品も充実
地元の食材販売に力を入れているイオン東北ならではの商品も揃える。イオン東北のプライベートブランド(PB)「にぎわい東北」の商品として、「にぎわい東北カレー(メンチカツ)」を販売。東北地域のりんごピューレと宮城県蔵王町の生乳を使ったクリームチーズを使ったビーフカレーだという。

PB商品では青森県産の長芋を使った商品を揃える。「ふんわり長芋の明太マヨ焼き」や「長芋の唐揚げ」、「梅つまみ天」などメニューも豊富だ。

また、3月にオープンした「イオンスタイル山王」(秋田県秋田市)でも扱いのあった秋田県のオリジナル麹「あめこうじ」を使った揚げ物も、イオンスタイル八戸沼館でも販売していた。
地元食材を使った商品としては、魚総菜も充実していた。取材時は地元・八戸市の八戸前沖で獲れたさばを使った「八戸前沖さばを使用したいかメンチ弁当」や、鮮魚売場で丸魚としても販売する青森県産天然真鯛を使った「魚屋の鯛めし」も売り込んでいた。


「クラフトデリカ」をイオン東北で初導入
イオン東北のPB商品などに加えて、イオンスタイル八戸沼館の豊富な総菜のラインアップを実現できた施策が、イオン(千葉県/吉田昭夫社長)が24年6月より稼働を開始した総菜プロセスセンター「Craft Delica Funabashi(クラフトデリカ船橋)」で製造する商品だ。

関東圏の店舗では扱いがあるものの、イオン東北で「クラフトデリカ船橋」の商品を導入するのは今回が初めて。チルドのカレーやスープ、炒飯などを揃え、ラインアップの幅をひろげている。
店内の手作りスイーツも人気
即食強化の一環で、ベーカリーやスイーツにも力を入れている。ベーカリーはハンバーガーなどをはじめ焼き立てパンを販売。スイーツではシュークリームにチョコミントクリームをサンドした「さっくりシュー(チョコミント)」や「パン屋さんの手作りバニラプリン」などのメニューを展開し、プレオープン時には好評だったという。

一巡するだけではすべての商品を見終わらないほど、多種多様なメニューが並ぶ総菜売場。今後も品揃えを充実させ、お客に「選ぶ楽しさ」の提供をめざす。





