串カツ田中ホールディングスは11月12日、初の持ち帰り専門店となる「串カツ田中TAKE」を東京都練馬区にオープンする。新型コロナウイルス感染症の影響で同社の店舗でもテークアウト需要が高まっており、新業態を立ち上げることで需要増に対応する。
1号店となる「串カツ田中TAKE 上石神井店」は、西武鉄道・上石神井駅の駅ナカ商業施設に出店する。揚げたての串カツのほか、コロッケやメンチカツ、弁当、サンドイッチなど同業態の限定商品も販売する。今後はデリバリー(配達)にも対応する予定。
同社は持ち帰り専門業態の立ち上げに向け、2020年10月からプロジェクトを始動していた。持ち帰り専門店は狭小立地にも出店可能なところから、既存業態と合わせて全国1000店舗を目指す。商業施設の食物販コーナーへの出店も検討する。