東北最大級のSC、イオンモール新利府 地域密着をテーマにした北館のリニューアルをレポート
デジタルで利便性を高める
デジタル面での取り組みも多く採用した。1つは、広大な面積かつ2つの館に分かれているという特性上欠かせない、専門店検索などが行えるタッチパネル式のインフォメーションだ。また、館内15カ所に設置したデジタルサイネージでは、フードコートの混雑状況など、リアルタイムな情報を提供する。
インフォメーションカウンターには、「AIインフォメーション」を設置下。窓口混雑時でも利用しやすい環境を目指したもので、施設案内や交通案内などの情報を提供する。ほか、他イオンモールでも順次導入されている「お客さまの声」のデジタル化も取り入れている。デジタルを活用した感染防止にも積極的に取り組む。来館カウントシステムにより常に在館人数を確認しており、館内各所のデジタルサイネージに館内の混雑率が表示されるようになっている。混雑率はイオンモールアプリからも見ることができ、出かける前に混雑状況の確認が可能だ。
北館のリニューアルオープンについて、「日常のニーズを充足する北館は、毎日でも来館してもらえる存在にしていければ」と広報担当者。地域のありとあらゆるニーズを充足する北館に注目が集まる。