ユニー、初のスーパーセンター業態をオープン、「ピアゴ富士宮店」を全面改装

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ユニー初のスーパーセンター「パワースーパーピアゴ富士宮店」完成イメージ
全面改装によって、直営面積を2倍に拡大。地域ナンバーワンのディスカウント価格を目指す

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)傘下のユニーは3月31日、同社初のスーパーセンター業態となる「パワースーパーピアゴ富士宮店」(静岡県富士宮市)をオープンする。

 食品スーパー業態だった「ピアゴ富士宮店」を全面改装し、衣・食・住の商品カテゴリーを総合的に取り扱うディスカウントストア業態に転換する。売り場面積は4420平方メートル(直営)で、地下1階と地上1階の2フロア構成となる。

 全面改装によって、直営面積を2倍に拡大。商品は、生鮮3品と総菜、加工食品、酒類、日用品、化粧品、ペット用品、肌着などのほか、新たに医薬品を取り扱う。靴専門店「ウォークアウェイ(Walk Away)」も展開する。競合店の価格を調査し、地域ナンバーワンのディスカウント価格を目指す。

 ユニーは2020年5月に発表した「Newアピタ・ピアゴ構想」に基づき、総合スーパー「アピタ」、食品スーパー「ピアゴ」のリブランディングを進めている。同じPPIH傘下のドン・キホーテ流の個店経営を取り入れるなど、ニューファミリー層や若い世代の顧客獲得を目指した全面改装を昨年は4店舗で実施した。

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