世界最大級の無印良品で行われている「食」提案のすべて

松尾 友幸 (ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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売場フォーカス

なおえつ良品食堂

なおえつ良品食堂

なおえつ良品食堂のカウンター

160席を備える直営フードコート「なおえつ良品食堂」では、無印良品人気商品のカレーのほか、麺類や丼物、定食、ジェラートなど、世代を問わず楽しめるラインアップを導入した

地元食材を使ったメニュー

「なおえつ良品食堂」の地元食材を使ったメニュー

「なおえつ良品食堂」では、「なごみ豚」を使用した「とん汁ラーメン」など地元食材を使ったメニューや、上越市内で人気の「ジェラート工房 ソンニャーレ」のジェラートを楽しむことができる

無印初のバスでの移動販売

無印初のバスでの移動販売

直江津店では、無印初の取り組みとしてバスでの移動販売「MUJI to GO」を実施。レトルト食品や日用品などの生活必需品を取り扱う

地元の朝市に出店

無印、地元の朝市に出店

直江津店では、オープン前の5月から毎月3と8のつく日に市内で100年以上実施されている「三・八の市」に出店している(写真はエルマール敷地内に再現した売場)

スタバがテナントとして入ったBOOKS&CAFÉ

無印のテナント内に入ったスタバ

無印良品の書籍コーナー「M U J I B O O K S」と「スターバックス」で構成される「BOOKS & CAFÉ」では、約3万5000冊の書籍を取り扱うほか、壁面には地元の有名児童文学作家である小川未明の代表作「赤い蝋燭と人魚」をモチーフとした人魚が描かれている

Open MUJI

包括連携協定に基づく上越市後援のコミュニティスペースとしての「OpenMUJI」

直江津店では、包括連携協定に基づく上越市後援のコミュニティスペースとして「OpenMUJI」を設置。ふだんは休憩・自習スペースとして利用できるほか、無印良品スタッフによるワークショップなどさまざまなイベントが開催される予定だ

なおえつ良品市場

なおえつ良品市場

なおえつ良品市場で売られている上越産の旬の野菜や伝統野菜

上越産の旬の野菜や伝統野菜を販売する「なおえつ良品食堂」は、地元の「JAえちご上越」が運営する農産物直売所「旬菜交流館 あるるん畑」と協業して運営。野菜のほか、地元の発酵食品や米、酒類なども取り扱う

MUJI CAMPTOOLS

キャンプ用品を集積した「MUJI CAMP TOOLS」

キャンプ用品を集積した「MUJI CAMP TOOLS」では、普段使いにもキャンプにも活用できる自社商品100アイテムのほか、国内外のアウトドアメーカーの商品も60~80アイテム取り扱う

雁がん木ぎ通りをイメージした店内

店内の内装は上越産の杉を使用し「雁木通り」をイメージ

店内の内装は上越産の杉を使用し、「雁木通り」(新潟県でみられる、雪をよけて冬季の通路を確保するために家屋の一部やひさしなどを延長したもの)をイメージしている

レイアウト

無印良品直江津(良品計画)レイアウト

店舗概要

オープン日 2020年7月20日
店長 林昌宏
営業時間 10:00~20:00(なおえつ良品食堂は11:00~20:00、L.O.19:30)
売場面積 4934.65㎡(直営部分)
アイテム数 約7000アイテム(直営部分)
従業員数 約80人(直営部分)
フードコート 160席
駐車台数 711台(SC共用)
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記事執筆者

松尾 友幸 / ダイヤモンド・チェーンストア 記者

1992年1月、福岡県久留米市生まれ。翻訳会社勤務を経て、2019年4月、株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。流通・小売の専門誌「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部に所属。主に食品スーパーや総合スーパー、ディスカウントストアなど食品小売業の記者・編集者として記事の執筆・編集に携わる。趣味は旅行で、コロナ前は国内外問わずさまざまな場所を訪れている。学生時代はイタリア・トリノに約1年間留学していた。最近は体重の増加が気になっているが、運動する気にはなかなかなれない。

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