造船所跡再開発のラストピース、「豊洲セイルパーク」の商業エリアをレポート!
「ワイズマート」は黒を基調とした小型店に
1階には物販店舗として、SMの「ワイズマート豊洲セイルパーク店」(以下、セイルパーク店)と、「セブン–イレブン」が出店する。

このうちセイルパーク店は、千葉・東京・神奈川で約40店舗を展開するワイズマート(千葉県/吉野秀行社長)の運営。売場面積は約100坪と小型ながら、生鮮食品・一般食品・米・家庭用品・総菜・寿司・酒類など、ベーカリー以外の主要なカテゴリーを網羅する。黒を基調としたシックな内外装が特徴で、同社の標準店とは異なる落ち着いた雰囲気を演出している。
ワイズマートの平均売場面積は約170坪。近年は、今年3月にオープンした「平井店」(東京都江戸川区)をはじめ、100坪前後の小型店舗において今回のような内装デザインを導入するケースが増えている。

商品面では、生鮮三品と総菜を強化。山梨県産の糖度が高い桃「信玄」や、くちどけのよい「国産和豚もちぶた」、生の本マグロなど、品質にこだわった食材を揃える。総菜では、店内調理による「浦安☆メンチ」「浦安☆から揚げ」「国産鶏団子の甘酢がけ」「手鍋で仕上げたロースかつ丼」など、独自商品を中心に展開。総菜全体の6〜7割が店内調理だという。

周辺には高層マンションが建ち並び、比較的所得の高い住民も多いと見られるが、価格帯は標準店と同水準を維持している。
また、同フロアにはサービステナントとして、子ども向けの「ネイス体操教室」、ピラティススタジオ「クラブ ピラティス」、東京・青山で人気の美容室「リード」、犬のトレーニングを行う「ブラウン」などが出店し、多様な来館目的に対応している。








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