サミットストア エミテラス所沢店で注目すべき売場づくりとは
サミット(東京都/服部哲也社長)は2024年9月24日、食品スーパーマーケット(SM)「サミットストア エミテラス所沢店」(以下、エミテラス所沢店)をオープンした。エミテラス所沢店が出店するのは、同じく9月24日にオープンを迎えた大型商業施設「エミテラス所沢」の1階。サミットでは、埼玉県所沢市で初の出店となる。出店する施設の大きな商業集積を生かし、サミットを知らない新規客を開拓する見込みだ。
大型商業施設内の出店は4店舗目
好調な3店に続き、年商30億円を目指す
「サミットストア エミテラス所沢店」オープンにより、同社の総店舗数は124店舗となった。
エミテラス所沢店が出店するのは、同じく9月24日にオープンを迎えた大型商業施設「エミテラス所沢」の1階。西武池袋線と西武新宿線が乗り入れる「所沢」駅からペデストリアンデッキでつながっており、西口から徒歩4分と、アクセスは容易だ。同店はサミット全店の中でも最も駅に近い店舗となる。
エミテラス所沢はクリニックモール、アパレル専門店、ドラッグストア、フードサービス、映画館などを含めた142店舗が集積する。所沢市は「新所沢パルコ」が2024年2月29日に閉館して以来、映画館がなかったため、エミテラス所沢は市内唯一の映画館を有する施設となる。「同店は、大きな商業集積でさまざまな目的を持った客層の来店が期待される」(サミット執行役員の浦野耕一氏)
エミテラス所沢店の売場面積は1700㎡。大型ショッピングセンター内の店舗としては、「桜木町コレットマーレ店」(神奈川県横浜市)「テラスモール松戸店」(千葉県松戸市)「テラスモール湘南店」(神奈川県藤沢市)に続く4店舗目だ。いずれの店舗も年商30億円を超えるなど、非常に好調に動いており、エミテラス所沢店では目標売上高33億8000万円をめざす。