九州4号店は福岡県筑紫野市! 「ロピア筑紫野シュロアモール店」を売場レポート

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まるで専門店のようなピザは強力

 総菜売場はシンプルな売場配置となっており、壁面8尺でピザコーナーを展開。調査日は「マルゲリータ」(399円)を特売価格で提供しており、週末は「補充即完売」状態で売場の前はまるで人気のピザ専門店のようにお客が待機していた。

 6尺の冷蔵ケースではフランス直輸入の「タルト」(4品目500~888円)を販売するほか、平台縦6尺・横12尺では米飯やフライ、焼き鳥、シュウマイなどを展開。平台冷蔵ケース6尺ではグループ企業の利恵産業の総菜を揃える。14尺の平場ではデザートとサラダなどを配置する。既存店では大容量商品の展開が目立つロピアだが、筑紫野店では適量で回転率の高い売れ筋商品をコンパクトに品揃えしている。とくにピザの存在は大きい。

フランス直輸入の「タルト」は4品目を展開。写真は「チョコレートタルト&レッドフルーツクランブルタルト」(600円)
エビ天を5本並べた「海老天丼」(450円)

 精肉売場は約70坪(歩測)で、左壁面は56尺で牛肉を展開。「黒毛和牛」「みなもと牛」のほか、ローストビーフ、ブロック肉、ステーキ、切り落とし、焼肉などを提案。日替わり商品は平台エンドで展開する。

精肉売場で展開している100g当たり138円の「牛切り落とし(カナダ産)」

 豚肉は正面の36尺で展開。ロピアの高槻精肉プロセスセンターから供給する商品をベースに構成する。平台のエンドには日替わり特売商品を配置。前方の平台では店内加工の「メガ盛り」「プルコギ」を配置するほか、輸入豚・牛商品も展開する。中央の平台は「豚メガ盛り」「博多地鶏」「鶏肉」を、後方は「みなもと鶏」、背面は「北京ダック」「ホルモン」などの冷凍肉を配置する。鶏肉は店内加工。平場冷蔵ケース48尺で加工肉を展開するほぼモデルスタイルの配置で「冷凍肉」は絞った。

 精肉売場では、ロピアの力が十分に発揮されている。競合店のルミエールにとっては対策が難しい鬼門の売場であると言える。

 後編では日配・加工食品などの売場を見ていきたい。

(店舗概要)
所在地 福岡県筑紫野市大字原田836-4
開店日 2023年11月22日
売場面積 約560坪(歩測)
営業時間 10:00~20:00
駐車台数 約1600台

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