早くも関西エリアに定着？ 大阪府和泉市にオープン「ロピア和泉中央ビバホーム店」を解説！

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●鮮魚
個性豊かな鮮魚売場、対面の寿司と刺身が軸に？

　ロピアの中でもとくに変化が激しいのが鮮魚だ。ロピアの鮮魚売場は、取り扱い商品はどの店舗もほぼ同じだが、配置はそれぞれの地域に合わせ、常に新しいチャレンジをしている点に注目だ。

　和泉中央店では、入り口から見て左側壁面12尺のスペースで丸物、24尺のスペースでウナギ、西京漬け、切身、刺身、寿司を配置する。

　丸物では、「するめイカ1杯」（200円）、「真たい1尾」（490円）、「真さば1尾」（390円）など売れ筋をラインナップ。ウナギでは「国産鰻蒲焼1尾」（1900円）、西京漬は「きんき西京漬け１切」（400円）、「真鯛１切」（250円）など8品目を揃える。刺身は「本まぐろ」（890円）、「炙りきんき」（990円）、「ヒラメ」（690円）など24品目を扱う。対面の寿司コーナーは「まぐろ大とろ」（1貫300円）、「本鮪赤身」（200円）、「特大すしエビ」（500円）、「太刀魚」（150円）、「ぶり」（150円）など30品目を揃えており、開店時から安定して売れていた。刺身と寿司が鮮魚の軸となっているようだ。

●総菜
売れ筋中心のラインナップを展開

　総菜は売場配置や商品構成などは22年5月オープンの「新長田店」のスタイルを踏襲しており、壁面12尺でピザ、サンドイッチ、アップルパイなど、平場では常温22尺のスペースでキンパ、フライ類、丼物を、冷蔵ケース18尺ではサラダやシュークリームなど販売する。

　売れ筋のピザは調理場と連動した8尺のスペースで「プルコギピザ」（898円）、「テリヤキチキンピザ」（798円）、「サーモンといろどり野菜ピザ」（698円）など8品目を販売する。調査時はどの商品も山積みにしていたが、まさに飛ぶような売れ行きで、スタッフが常に商品を補充していた。

　ピザの隣では各種サンドイッチを揃え、「ロースカツサンド」（398円）など販売する。平場のエンドでは、「鰻姿焼き」（1000円、1380円）、「キンパ」（498円）などを並べていて、週末は夕方には完売状態だった。

　フライでは、ロピアオリジナル「キャベツメンチカツ」（1個120円、4個450円）を大きく扱うほか、「ソースヒレカツ1枚」（398円）、「国産もも唐揚げ」（100g188円）などなじみのある商品を揃える。

　名物商品でもあるピザを軸に、売れ筋を中心にシンプルな商品ラインナップであった印象だ。後編では、看板部門である精肉、日配、加工食品などの売場を見ていこう。

（店舗概要）
所在地 大阪府和泉市唐国町3-17-56
開店日 2022年7月29日
売場面積 約760坪（歩測）
営業時間 10:00～20:00
駐車台数 1656台

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