アクシアル、好調要因は総菜にあり! 「原信安曇野店」に見る、強さの秘訣
鉄板焼きコーナーが並んだ
ダイナミックな売場
まず、安曇野店の総菜売場で印象的なのは、ライブ感のある売場づくりと、品揃えの豊富さだ。壁面に大きなガラス窓を採用し、売場から調理シーンを見せることで、店内調理の安心感や出来たて感を演出する。
売場から見えるように商品を鉄板で焼き上げるコーナーは、いまや多くの食品スーパーで見かけるが、安曇野店は通常の「てっぱん屋」コーナー以外に、店頭で扱う精肉を調理する「肉のてっぱん屋」コーナーも併設し、よりインパクトのある売場づくりを実践している。
圧倒的な品揃えの
「魚菜屋」コーナー
「肉のてっぱん屋」をはじめ、店内で扱う素材を使った総菜が充実しているのも安曇野店の特徴だ。とくに、原信が強みとする鮮魚を生かした魚総菜の「魚菜屋(うおさいや)」コーナーを設置。魚総菜は、最近は多くの食品スーパーでも提供するようになったが、安曇野店では、他チェーンではあまり見られないメニューも多く並び、圧倒的な品揃えを実現している。
こうした肉総菜や魚総菜の存在によって原信の総菜全体のラインアップは広がっており、その数は全体で400SKU以上にも上るという。