PLMによる情報一元管理で属人化から脱却へ 小売業 新ビジネスモデル創造へのアプローチ
小売業は競争が激化し、市場環境が日々変化する中で、経営者や商品開発担当者にとって、DXでビジネスを変革していくためには、新たなアプローチが求められています。こうした中で小売向けPLM(Product Lifecycle Management)によって、小売業はサプライチェーンの効率的なデータ管理、迅速な意思決定によるデータドリブン経営の基盤を強化することが可能になり、競争力向上を図ることができます。
小売向けPLMを活用することで小売業は、経営戦略から商品の企画開発、素材の調達、マーケティングや販売、ロジスティクスに至るまで情報を中央集約し、チーム全体で共有することで、特定の個人に依存せず、業務の連続性を確保することができます。さらに、市場トレンドや顧客ニーズに関するデータを活用して上流工程である商品戦略の策定を支援し、商品の的中率を向上させることが可能となります。商品開発業務においては、製品ライフサイクル全体を管理することでプロセスを自動化し、新商品の開発期間を短縮化、商品開発プロセスの最適化と効率化によって生産性を向上させることで、収益改善につなげることができるのです。
今回のセミナーでは、情報の一元管理による業務効率化・生産性向上、そして収益改善など、PLM活用で小売業の競争力を高める新たなビジネスモデルについて考察するとともに、海外小売業やアシックス、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスなど、国内企業における小売向けPLMへの取り組みの事例をご紹介いたします。是非レポートをご覧ください。