スンドゥブ市場、韓国ブームを背景に好調に推移、喫食経験率アップが目標
モランボンが猛追、エスビー食品やニッスイが続く
ランキング3位と4位には、コクと力強い辛さが特徴のモランボンの「スンドゥブチゲ用スープ 濃厚辛口」と、まろやかな味わいの「同 濃厚マイルド」が入り、シェアは両方で21.59%を獲得。生鮮売場での関連販売が好評で、昨年よりもシェアを大きく伸ばしている。5位には、あさりとビーフのだしに、3種の唐辛子を配合したエスビー食品の「菜館 スンドゥブチゲの素 辛口」、6位と7位には、あさり、ほたて、はもの3種の魚介旨味だしを配合したニッスイの「スンドゥブチゲの素」〈マイルド〉〈辛口〉が続く。
そのほか、美山の「スンドゥブ」や、ダイショーの「スンドゥブチゲ用スープ 中辛」、キッコーマン食品の「まろやか豆乳スンドゥブ」などがランクインした。
スンドゥブ市場はまだまだ小さいものの、手軽に楽しめる鍋ものとして家庭に浸透しつつある。ただ、喫食経験率が低いため、食べたことがない人にも喫食機会を広げていくことが必要だ。また、アレンジしやすいのがスンドゥブの魅力のひとつで、豆腐だけでなく、肉や野菜、魚介などの具材を入れても楽しめる。秋冬の鍋つゆ売場でも露出を図り、市場拡大につなげたいところだ。
※ 丸大食品スンドゥブシリーズ 丸大食品調べ(KSP-POSデータより)