DIY塗料部門第1位は アサヒペンの「手で塗れる塗り壁材」

ダイヤモンド・ホームセンター編集部
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手で塗れるユニークな水性塗料
混ぜ合わせれば簡単に着色も可能

 アサヒペンは、楽しみながら塗装できる商品の開発に力を入れている。ここ数年は、女性や若年層をはじめ新たなユーザー層の取り込みをめざしたユニークなラインアップを充実させており好評を得ている。

 その一環で投じたのは「Nuri-Deco-Wall(ヌリ・デコ・ウォール)」というユニークなネーミングの商品。簡単にしっくい風の質感や風合いを表現できる水性塗料だ。

 大きな特徴は、手で塗れる点。直観的なセンスを生かし、意匠性の高いオリジナルの仕上がりを楽しめる。もちろん従来の塗料のように、マスチックローラーや左官ゴテでの塗装も可能だ。

アサヒペン「Nuri-Deco-Wall」
手で塗る楽しさが実感できる「Nuri-Deco-Wall」

 コンクリート、スレート、ブロック、壁、へいのほか、ビニール壁紙、繊維壁といった幅広い場所・素材に塗れる。屋内外で使用でき、耐候性に優れている。

 色は「ホワイト」の1種類だけの展開だが、簡単に着色できる点も興味深い。同社の「水性多用途ペイントマットカラー」の各色と混ぜ合わせれば、さまざまな色調をつくり出せる。混ぜ具合も好みによりマーブルのような模様もつくれるなど、まったく新しいタイプの塗料といえる。

 カラーバリエーションや機能を追求するだけでなく、これまでにない塗り方の提案にもチャレンジしたことが高い評価を得て、今回の受賞につながった。

 容量は2Lと5Lの2種類を用意する。前者は4.4㎡(タタミ3枚分)、後者は11㎡(タタミ7枚分)に塗れる。抗菌機能を有する点にも注目だ。防カビ剤・防藻剤を配合しており、長期間カビや藻、コケの発生を防ぐことができる。

アサヒペンの去年のDIYショウの「水性多用途ペイントマットカラー」と混ぜ合わて、さまざまな色調を紹介した展示
昨年のDIY ショウでは、「水性多用途ペイントマットカラー」と混ぜ合わて、さまざまな色調をつくり出すことができる点にフォーカスした展示を実施

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