コロナ流行を機に伸長する網戸カテゴリー
セイキ販売ではパネル式、ロール式、アコーデオン式など、ニーズに合わせたさまざまなタイプの網戸製品の企画・製造・販売を行っている。
新型コロナウイルスの流行を受け、外出の自粛やテレワークの推進など生活者のライフスタイルは大きく変化した。集団感染は換気が悪い場所、人が密に集まって過ごすような空間、不特定多数の人が接触するおそれの高い場所といった特徴があることから、厚生労働省は不要な外出を避け、マスクの着用とともに換気を行うよう啓発している。
昨年以降、換気の観点から自宅の玄関や窓に合わせて網戸を購入する世帯が急増。セイキ販売の網戸製品についても前年と比較し、1.5〜2倍の実績を挙げている。
取り付け簡単な網戸製品フルラインアップで展示
2021年のDIYショウでは、網戸のスペシャリストとして機能性に富んだ製品をフルラインアップで展開する。
同社の基幹商品である「網戸屋一番」は、自動収納式の横引きロール網戸。中軸巻き取り方式で風のあおりにも強く、ワンタッチオープンやバリアフリーにも対応し、取り付けも簡単な点が魅力だ。
「カートリッジ網戸」は網部分を室内側から簡単に取り外すことができる引き違い窓用網戸。汚れが気になったら手軽に掃除ができ、いつでも清潔な網戸を保つことができる。新機軸の網戸として注目度も高く、取り扱い店舗も拡大中だ。
「ドアーモ」はバリアフリー設計の収納式アコーデオン網戸。高さ調整兼用の「ドアクローザー避け」や室内からロックできる「安心簡易ロック」、網戸が簡単に取り外せる「脱着機能」など、ユーザー目線によるさまざまな機能が備わった付加価値型の玄関用網戸となっている。
三密回避のためにはこまめな換気が重要であり、自然換気の場合は、1カ所だけでなく2カ所の窓を開けて、風の入口と出口をつくることがポイントとなる。同社では三密を避ける換気対策として、玄関用、窓用の2カ所の網戸使用による通風性をあらためて訴求していく。