Z世代が熱狂する「辛ラーメン トゥーンバ」が、オリジナル「辛ラーメン」を超える勢い!?
日本の即席麺市場全体のカップ麺と袋麺の売上比率は7対3程度だが、「辛ラーメン」は袋麺が7割と、袋麺ユーザーが圧倒的に多い点も特徴だ。辛ラーメンのメーンユーザーは40代の主婦層だが、ほかの即席麺と比較して20・30代のユーザーも多く、Z世代については袋麺カテゴリーで高い人気を誇っている。また即席麺の主な喫食シーンは土日の昼食だが、「辛ラーメン」については平日夜の利用も多くなっている。
2025年度はプロモーションとして、SNSを中心とした消費者キャンペーンをはじめ、レシピコンテストや「さっぽろ雪まつり」での無料試食会などを実施。また、「辛ラーメン」はアレンジレシピも豊富に開発しており、ブランドサイトや公式SNSを通じて情報を発信している。

スパイシーなカレー風味
「辛ラーメン スパイシーチキン」
農心ジャパンでは25年3月3日、新製品として「辛ラーメン スパイシーチキン」を投入した。
農心では海外展開に際し、現地の食文化に合わせた味わいを取り入れ、「辛ラーメン」をより親近感を持って体験してもらえるような限定製品を開発している。
「辛ラーメン スパイシーチキン」は23年9月のインドでの発売以降、世界各国で販売を開始し、袋麺・カップ麺の世界合計販売食数は累計1100万食を突破。日本国内でも24年7月にカップ麺タイプを一部コンビニエンスストアで先行発売し、人気を博していた。
同品は宗教や文化的な食事制約が少なく、肉類の中で最も消費率が高い「チキン」をベースとしており、ハラール認証も取得。「辛ラーメン」らしいしっかりした辛さも担保しつつ、チキンの旨味と、香辛料にはウコンやコリアンダー、ローズマリーなど、今までとは一味違ったスパイスを使用したエスニックな味わいが特長だ。金色のパッケージは店頭でも視認性が高く、味わいにも特長があることからリピート率の高い製品となっている。





