紙パックの普及からリサイクルまで、イオン、ライフ、ビオセボンが推進する環境への取り組みとは

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事例紹介②ライフ
関西エリアの約160店舗でアルミ付き紙容器の店頭回収をスタート

 今年5月より関西エリアのライフ約160店舗でアルミ付き紙容器の店頭回収がスタートした。

 以前からアルミ付き紙容器の回収についてお客さまから要望があったものの、限られた店頭スペース、店舗でアルミ付きと通常の紙パックを分別することへの作業負担、さらに未分別ではリサイクラーに搬入できないなどが課題となり、実現されずにいた。

 このたび日本テトラパックと王子ホールディングスが協業してリサイクルシステムを構築し、大本紙料の協力を得てリサイクルへ向けた回収が可能になったというわけだ。

 「アルミ付き紙容器のリサイクル回収は、製造者・販売者・消費者がリサイクルすべきとの共有認識がありながら、なかなか課題解決できませんでした。しかしながら、関係各所のご協力により実現可能となり、これは非常に大きな成果と感じています。当社だけでは実現が困難なことも、今回のように連携しながら一つひとつ取り組んでまいります」(ライフ広報担当者)

事例紹介③イオン
商品棚に案内POPを掲示し消費者へアルミ付き紙容器の回収・リサイクルを訴求

 アルミ付き紙容器の回収・リサイクルを消費者へ呼びかける施策として、日本テトラパックはテラサイクルジャパン社と協業し、回収・リサイクルを訴求する案内POPを製作。

 今年5月より順次、イオンリテール近畿カンパニーが展開する近畿エリアのイオン83店舗にて、該当商品が陳列された商品棚への掲示を開始している。

 同店舗には、案内POPと同じデザインのアルミ付き紙容器専用の回収ボックスが設置されている。これにより、お客さまが売場でアルミ付き紙容器入りの製品を簡単に識別することができるようになるとともに、店頭回収・リサイクルへの行動を促している。

 「この取り組みは非常に意義があり、当社としても認知度を上げることが重要と考え、お客さまへの告知を進めているところです。今後も関係各所と連携し、SDGs達成への取り組みに貢献してまいります」(イオン広報担当者)

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