ウエルシア、トライアルの売場事例も紹介!「生茶」「午後の紅茶」ブランドから注目の機能性表示食品が新発売
トライアルカンパニー
店頭メディア化やスマートレジカートでプラズマ乳酸菌の価値を発信
食品スーパーとホームセンターを融合させたスーパーセンターを主力業態として右肩上がりで成長しているトライアルカンパニー。PB商品の天然水や炭酸水は、とくに来店客からの支持が高い。
「市場よりもぐっと価格を抑えた天然水はまさに集客のキー」と話すのは、トライアルカンパニー商品本部 飲料SBUリーダーの牧草雄士氏。今夏は8月の天候不順により飲料市場は振るわなかったが、同社では2ケタ伸長で好調を維持している。「間口の広い天然水を購買の軸として、ポイント販促などを活用しながら、ほかのカテゴリーを強化する戦略をとっています」(牧草氏)。その成功事例のひとつが、昨年11月に機能性表示食品として発売された「iMUSE」ブランドだ。ポイント販促を強化して差別化を図り、購買意欲を高めたことで市場よりも大きく上回る売上を達成している。
そしていまプラズマ乳酸菌を使った新たな機能性表示食品の「キリン 生茶 ライフプラス 免疫アシスト」と「キリン午後の紅茶 ミルクティープラス」の発売は、機能系飲料市場のさらなる活性化につながると期待を寄せる。「手に取りやすい価格が最大の魅力。ただ、プラズマ乳酸菌について詳細まではご存じないお客さまも多いので、その機能について店内放送で伝えたり、テレビCMとリンクさせた動画を流したり、店頭のメディア化も図っていきたいと考えています」(牧草氏)。
さらに同社では、AI によるレコメンド機能をもつスマートショッピングカートを一部店舗に導入しており、これを有効活用して健康意識の高いユーザーにダイレクトにアピールしていく考えだ。キリンビバレッジとの連携により、売場担当に向けたプラズマ乳酸菌の勉強会も実施しており、店頭での訴求をいっそう強化していく。